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令和2年度「こめづくり運動」実績検討会、約半世紀の歴史に幕

攻めの庄内米・こめづくり運動推進本部(事務局=JA全農山形)は2月26日、酒田市の庄内JAビルで、令和2年度「こめづくり運動」実績検討会を開きました。

 

開催に先立ち、当推進本部の田村久義本部長は「日照不足や多雨などの気象変動により倒伏(とうふく)が目立ったが、食味や品質が良く、1等米比率は初の全国1位となった。生産者のたゆまぬ努力に改めて感謝したい」と話しました。

 

また、本年度で3カ年運動「攻めの庄内米・こめづくり運動」が終わることを区切りとし、来年度からは推進本部を設置しないことを発表しました。

「こめづくり運動」は、1970年の国による生産調整開始後の73年から始まりました。庄内地域での良食味米生産や収量増大による生産者の所得向上を目指して48年間続いてきましたが、近年の規模拡大による生産形態の多様化を受け、今年度で幕を閉じます。

今後は、県が展開する「米づくりプロジェクト」庄内地域本部の活動を中心に、県内全体と連携した取り組みを行っていくということです。

 

そのほか、昨年12月に行われた食味コンクールの表彰や、最優秀賞受賞者による事例発表、片倉コープアグリ(株)の熊谷勝巳技術主管が「庄内こめづくりの変化と今後に向けた技術的なポイント」と題した講演を行いました。

コンクールの様子は こちら【食味コンクール】

 

受賞された皆様、改めておめでとうございます。

表彰を受けた受賞者は次の通りです。

◇はえぬきの部

▽最優秀賞

後藤薫さん(JA庄内みどり)

▽優秀賞

斎藤丈志さん(JA庄内みどり)

 

◇つや姫の部

▽最優秀賞

日下部崇喜さん(JAあまるめ)

▽優秀賞

阿部正雄さん(JAあまるめ)

 

◇雪若丸の部

▽最優秀賞

土門宏一さん(JA庄内みどり)

▽優秀賞

梅津祐太さん(JA庄内みどり)