ＪＡ全農山形は９月18日、山形市の霞城セントラルで、令和２年度「県産温室メロン」の品評会を開催しました。

県内５ＪＡから27点の出品があり、審査員らは外観や形状などをひとつひとつ慎重に確認。

最優秀賞の山形県知事賞には、ＪＡ山形おきたまの高橋重男さんが輝きました。

 

審査委員長を務めた県農業総合研究センター園芸農業研究所の渡辺伸所長は「７月の豪雨災害や８月の高温など厳しい環境下であったが、品質の良いメロンがそろっていた。入賞したものはネットの張りが素晴らしく、生産者の卓越した生産技術に驚かされた」と評価しました。

 

優賞を受賞した（株）奥山農園の奥山喜幸社長は「おいしいメロンをつくりたい一心で、丁寧な管理を徹底した。入賞はとても嬉しく、今後の励みになった」と話しました。

 

山形県知事賞のメロンは１万円、県園芸研究会全国協議会長賞は８０００円で、エスパル山形１階にあるＪＡ全農山形直営店「みのりみのるマルシェ」で９月19日から販売を開始しました。

 

ＪＡ全農山形園芸部によると、今年は７月の長雨や豪雨災害によって圃場が浸水した産地もあり、昨年比１割減となる約100トンの出荷が見込まれているとのこと。

生育は順調で、10月下旬まで出荷が続く予定です。

 

他の受賞者は次のとおり。かっこ内はＪＡ名。

 

▽最優秀賞・山形県知事賞

高橋重男さん（ＪＡ山形おきたま）

 

▽優秀賞・全農山形県本部運営委員会会長賞

安藤秀雄さん（ＪＡ山形おきたま）

 

▽優秀賞・県園芸研究会全国協議会長賞

衣袋賢一さん（ＪＡ山形おきたま）

 

▽優賞

（株）奥山農園（ＪＡさがえ西村山）

樋口賢太郎さん（ＪＡ山形おきたま）

高橋慎也さん（ＪＡそでうら）