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JA全農山形は県内学校に県産花きを提供します!

JA全農山形は山形県と山形県花き生産連絡協議会と協力し、年間を通じて県内の学校に飾花、展示する県産花きの提供を行います。

7月14日は、第一回目となる花きの提供が行われました。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のために多くのイベントやブライダルなどが中止・規模縮小になったことで、県産花きの需要は例年より大きく落ち込んでいる状況にありました。

 

そのため山形県では、県産花きの需要・消費回復に向け、3月から「花を飾ろう!花を贈ろう!」運動を実施しています。

 

その運動の一環として、県産花きのPRと需要喚起を目的に花に触れる機会を増やそうと、県内の小中学校、高等学校、特別支援学校など計404校に県産花きを提供します。

 

当企画は農林水産省の「公共施設等における花きの活用拡大支援事業」を活用しており、7月、9月、10月、11月、1月の年間5回にわたり飾花、展示するための季節の県産花きを提供します。

 

14日は、県内の学校へ山形県産のユリやトルコギキョウを中心としたフラワーアレンジメントが提供されました。山形市立宮浦小学校では、生徒の目に留まりやすい昇降口に飾られました。

 

(株)花省代表取締役で山形県生花商組合の鈴木康彦組合長は「季節の花で学生の皆さんの心を癒したい。家庭でも花の話題を出してもらい、家でも飾ってもらえれば嬉しい」と話しました。

 

飾られた花を見た宮浦小学校6年生の児童は「ユリの花がとてもいい香り。明るくなるし、自然と笑顔になる」と話しました。

 

JA全農山形園芸部によると、緊急事態宣言の解除以降、県産花きの需要は徐々に回復していると話しました。