JAみちのく村山とJA全農山形は９月から、村山市立戸沢小学校の６年生に、ハクサイの栽培を通して規格外野菜について学ぶ食育授業を行っています。

児童はこれまで、播種、定植、収穫作業などを体験しながら、フードロス削減や農産物の生産・販売・流通について学んできました。

１月16日は戸沢小学校にて、今年度最後の活動となる、収穫したハクサイを用いた調理実習を行いました。

酒田市に本社を構え、野菜を粉末にした商品開発を行っている（株）グリーンエースの協力のもと、ハクサイ粉末を使用したクッキーを手作りしました。

参加した児童は「こんな活用方法があることを初めて知った」「ハクサイクッキーはとてもおいしくお家でも試したい」と笑顔を見せました。

また、同社の中村慎之祐社長による食品フードロス削減に向けたWEB講演会もおこなわれ、食品の年間廃棄量や野菜粉末を食生活に取り入れた栄養の摂り方などの事例が紹介されました。

JAみちのく村山とJA全農山形は、今後も生産者の思いや栽培の難しさを子供たちに伝え、規格外品の活用方法や食品フードロスの削減につなげる取り組みを継続していきます。