2025.02.03
園芸
促成山菜目ぞろい会が開かれました!
JA全農山形は1月21日、促成山菜の品質や出荷規格を統一する目ぞろい会を山形市で開きました。
JA全農山形と県内JAの担当者、生産者、東京の青果市場関係者ら約45人が参加しました。
遊佐町、最上町、尾花沢市、川西町で生産されたタラの芽やウルイなどのサンプル品を並べ、市場関係者がパック詰めの注意点などを説明しました。
出荷は早いもので昨年11月下旬から始まっており、2月上旬~3月中旬に最盛期を迎えます。
東京シティ青果(株)野菜第4部の新川洋幸部長は「山形県産は高品質が当たり前で期待が大きい分、少しでも悪い部分があると目立ってしまう。特産品としてのプライドを持って、高品質と安定出荷を意識してほしい」と呼びかけました。
JA全農山形によると、今季は昨夏の大雨や高温経過による影響で全体的に小ぶりなものが多いという事です。
今年の出荷量は、タラの芽は前年度比7%減の約22㌧、ウルイは前年度比25%減の約41㌧を計画しています。
また、フキのとう「春音」は、高齢化による作付面積の減少が顕著で大幅な生産量の減少を見込みます。
JA全農山形では、重点市場での長期販売体制を構築するために計画的な出荷を行うほか、ギフト商品の販路拡大と贈答品目としての定番化を目指し、インターネットでの販売を強化していきます。
また、認知度向上に向け、店頭での試食販売やインターネット交流サイト(SNS)などを活用した販促活動を積極的に展開していく方針です。