山形温室メロン生産組合（事務局＝JA全農山形）は12月13日、山形市で通常総会を開き、今年の販売経過などを振り返りました。

 

組合員や全農山形、村山・置賜地域の５JA、市場担当者ら約25人が参加しました。

 

全農山形の今年の取り扱い実績は、出荷数量は昨年比12％減の約78㌧、１㌔当たりの価格は同２％増の522円でした。

猛暑の影響で出荷数量が減少し、果実全般の出回りが少なく高値基調で推移したという事です。

 

一方、生産面では、生産資材の高騰や異常気象による収量の不確実さなどから、栽培面積縮小や他品目への切り替えなどに歯止めがかからず、生産量維持が課題になっています。

同組合では安定生産と高品質栽培、適期作業を呼びかけ、有利販売に向け、積極的に推進してきました。

７月に開いた栽培講習会では、高温に対する技術対策の検証や新たな需要の掘り起こしを目的に、赤肉メロンの試験品種栽培にも取り組みました。

 

また、品評会で入賞した組合員の表彰も行い、最優秀賞と優秀賞、優賞の受賞者に賞状と記念品が贈呈されました。

 

受賞された皆様、おめでとうございます！

受賞者は次の通りです。（かっこ内はJA名）

 

▽最優秀賞・山形県知事賞

サンファームしらたか（JA山形おきたま）

 

▽優秀賞1席・全農山形県本部運営委員会会長賞

奥山農園（JAさがえ西村山）

 

▽優秀賞2席・山形県果実研究会会長賞

樋口賢太郎さん（JA山形おきたま）

 

▽優賞

奥山裕泰さん（JAさがえ西村山）

東海林佑人さん（JAさがえ西村山）

片山祥平さん（JA山形おきたま）