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園芸

白菜の栽培を通し規格外野菜について学ぶ食育授業が行われました!

JAみちのく村山とJA全農山形は9月から、村山市立戸沢小学校の6年生に、白菜の栽培を通して規格外野菜について学ぶ食育授業を行っています。

 

12月2日は、生徒が育ててきた白菜の収穫体験が行われました。

 

村山市で白菜を栽培している「ささはら農園」の笹原勝民さんが先生役を務め、収穫方法を説明しました。

児童13人がそれぞれ一つずつ収穫すると「私の顔の2倍以上ある」「白菜のいい香りがする」などと盛り上がりました。

その後、規格外品と見比べながら、出荷基準などについて学びました。

 

児童はこれまで総合学習の一環で、フードロス削減や農産物の生産・販売・流通について学んできました。

特に、生産・流通過程で廃棄されることの多い農産物の規格外品に注目し、定期的に「ささはら農園」を訪れ、実際に農業に取り組んできました。

生産者の思いや栽培の難しさを体感しながら、規格外品の活用方法を模索しています。

 

夏休み期間に行われた播種作業にも参加したという髙橋慧さんは「種まきからずっと見守ってきたので、収穫した時のずっしりとした重さがとても嬉しかった」と笑顔を見せ、「一枚の葉も無駄にしないよう、規格外の白菜の活用方法をこれから皆で考えていきたい」と話しました。