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過去にないほどの大玉傾向!2024年産「庄内柿」の出荷最盛期を前に目揃会を開催しました!

JA全農山形と庄内柿振興協議会は10月4日、山形県鶴岡市にあるJA庄内たがわの羽黒中部選果場で「庄内柿」の集荷開始を前に、出荷数量の底上げとブランド価値向上を目的に、目揃会を開催しました。

 

同協議会役員の他、庄内地区JAの担当者や選果場の選果人など約50人が出席。

早生種の「刀根早生」をサンプル品に用いて、果実の色や形状、大きさなどの出荷規格を確認しました。

 

今年は大きな気象災害もなく、適度な降雨があったことで、これまでにないほどの大玉傾向になっているといいます。

出荷最盛期は「刀根早生」が10月下旬頃、主力の「平核無」が11月上~中旬頃の見込みです。

 

JA全農山形では今年産の出荷量を約2400トンと見込んでおり、そのうち、北海道市場へ7割、関東市場へ2割、山形県内の市場へ1割出荷する計画です。

10月29日には、札幌市中央卸売市場でのトップセールスも予定しています。

 

JA全農山形園芸部の担当者は「規格を統一することで、品質が高位平準化し、有利販売につながる。夏場の高温により、果肉先行型の成熟が予想されることから、仕上げ摘果と適期収穫を徹底してほしい」と呼びかけました。