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出荷最盛期目前!山形温室メロンの販売対策会議と目ぞろえ会を開催しました!

山形温室メロン生産組合(事務局=JA全農山形)は8月28日、天童市で2024年産山形温室メロンの販売対策会議と目ぞろえ会を開催しました。

 

同組合の役員やJA全農山形、主産地JAの担当者らが出席。

各産地の生育状況を確認したほか、今年の販売方針について協議しました。

また、目ぞろえ会ではサンプル品を用いて詰め方や等階級の基準などを丁寧に確認した。

 

今年は高温で果実肥大は大玉傾向となっており生育は順調。

7月に発生した大雨で一部圃場では浸水があったものの、その後の管理により問題なく生育しているといいます。

出荷最盛期は9月中旬から10月上旬を見込んでいます。

 

同組合では販売面において、インバウンドによる一定の需要があるものの、家計の消費支出は長引く物価高で減少傾向にあり、特に嗜好品である果実類の購買意欲が鈍化していると分析しています。

 

JA全農山形では、消費動向や市場流通の実態に即した精度の高い出荷計画を立て、他産地の状況や市場情勢を見極めながら有利販売に努めていく方針です。

また、高温に対する技術対策の検証や、新たな需要の掘り起こしを目的に、赤肉メロンの試験品種栽培にも取り組んでいます。

 

同組合の神保裕之組合長は「県内どの地域からも高品質なものを出荷し、『山形県産は全てレベルが高い』という認識を広めていきたい」と力を込めて話しました。

9月13日には、天童市にあるJA全農山形の山形地区センターで品評会を予定しています。