山形県とJA全農山形は５月30日に台湾の台北市で、今年本格デビューするサクランボの大玉新品種「やまがた紅王」のプロモーションイベントを行いました。

山形県の吉村美栄子県知事やJA全農山形の折原敬一運営委員会会長、長谷川直秀県本部長の他、台湾の百貨店などの代表者ら約30人が参加。

イベントでは、吉村知事が「やまがた紅王」についてプレゼンテーションを行い「従来の大粒よりもさらに大きく、存在感のある品種。果肉がしっかりしているため、輸出を見据えて取り組んでいる」とアピールしました。

また、産地代表として折原会長が「県産サクランボをけん引する品種に育てていく。高品質で安定的な栽培と品種特徴でもある大玉生産によるブランド確立に向け、山形県とＪＡグループ山形で一体となって取り組んでいく」とあいさつしました。

会場では、出席者に「やまがた紅王」の試食品が配られた他、県産の米粉や果実を使った菓子が振る舞われました。

５月31日まで滞在し、台北市内にある百貨店の食品売り場や市場などの視察も行われました。