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山形温室メロンの販売対策会議と目揃会を実施しました。

JA全農山形は8月24日、2022年産山形温室メロンの販売対策会議と目揃会を実施しました。

 

山形温室メロン生産組合の役員、JA全農山形と主産地JAの担当者らが出席。

各産地の生育状況を確認したほか、今年の販売方針について協議しました。

また、目揃会ではサンプル品を実際に手に取りながら、等階級の基準や詰め方を確認しました。

 

今年は8月3日に起きた豪雨災害により、置賜地区の一部でハウス内への浸水被害がありました。

その影響を受け、JA全農山形では、県内全域の取り扱い出荷量を昨年を下回る約87トンで計画しています。

一方で、品質については生産者の徹底した管理により、着果・肥大なども順調に生育が進んでおり、例年通り高品質なものを出荷できるとのこと。

 

出荷最盛期は9月下旬から10月上旬を見込んでおり、9月も高温が続くことが予想されるため、JA全農山形の担当者が、温度と水管理を徹底し、品質重視の厳選出荷に努めるよう呼びかけました。

 

JA全農山形では、精度の高い出荷計画のもと、需要盛期である秋彼岸と中華圏の中秋節での契約販売を推し進めていきます。

さらに、価格の安定化に向け、大田市場と名古屋市場の二つを重点市場と位置付け、消費動向を見極めた調整出荷を図っていく方針です。