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庄内柿振興協議会夏期研修会 園地に出向いての現地視察も実施!

庄内柿振興協議会(事務局=JA全農山形)は7月26日、鶴岡市のJA庄内たがわ羽黒支所で、庄内柿振興協議会夏期研修会を開催しました。

 

庄内柿の高品質安定生産とブランド力の維持・向上を目的に毎年実施しており、同協議会の役員・会員、庄内地区のJA職員のほか、県やJA全農山形の担当者ら約30人が参加しました。

 

昨年は凍霜害や降ひょう被害の影響で、JA全農山形の出荷量は平年比約3割減となりました。

これを受け、今年は例年行っている座学での研修に加え、昨年、凍霜により大きな被害を受けた園地に出向き、2022年産への影響などを検証する現地視察も行いました。

 

座学の研修では、山形県庄内総合支庁農業技術普及課の担当者が現在の生育状況を説明し、「L玉以上の大玉生産を目指すには、丁寧な整枝・剪定や仕上げ摘果が重要」と呼びかけました。

 

その後、鶴岡市内2か所の園地を視察。

昨年、特に被害を受けた藤島地区の園地では、へこみのある奇形果が一部の樹で見られ、2021年の凍霜害が2022年産にも影響を及ぼすことが確認されました。

しかし、こうした被害は園地全体の1~2割ほどに留まっており、今年は平年並みに収穫が可能と推測されています。

 

JA全農山形では、仕上げ摘果、適期収穫を呼び掛け、出荷数量の底上げを図っていきます。

さらに、高単価で販売出来るよう、早期に販売先と綿密な連携をはかり、有利販売に努めていく方針です。