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期待の大型新人ついに登場!「やまがた紅王」のトップセールスを実施!

JA全農山形とおいしい山形推進機構は7月1日、東京都中央卸売市場大田市場で、サクランボの大玉新品種「やまがた紅王」のトップセールスを実施しました。

 

会場では、吉村美栄子山形県知事やJA全農山形運営委員会の折原敬一会長らが「期待の新品種。おいしさをぜひ確かめて」と呼びかけながら、市場関係者に「やまがた紅王」を配りました。

 

さらに、トップセールス終了後は、東京都銀座にある歌舞伎座でプレスイベントも実施。

吉村知事や折原会長など県やJA全農山形の関係者の他、山形県鶴岡市出身の歌舞伎俳優で「やまがた特命観光・つや姫大使」の中村橋吾丈さんも参加しました。

 

吉村知事は「20年以上の歳月をかけて生まれた『やまがた紅王』は我が子のよう。日持ち性に優れることから将来の輸出も見据えた取り組みを進めている。国内外の消費者の心をつかむ品種に育てていく」と話しました。

 

また、折原会長は「山形県産サクランボを牽引する品種として、生産者からも消費者からも期待されている。高品質で安定的な栽培に向け、生産者とJAが一体となり、オール山形で取り組んでいく」とアピール。

最後に中村さんが「やまがた紅王」のさらなる認知度向上とブランド確立に向けた口上でPRしました。

 

「やまがた紅王」は2023年に本格販売を予定しており、2022年6月23日から主に県内での先行販売が始まっています。

山形県果樹では初めての「生産者登録制度」を採用し、2018年から県内に約2万6000本が採植されています。

 

県全体での今年の出荷量は約6トンを見込んでおり、本格デビューの来年以降、出荷量は年々増加させる計画です。