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JA全農山形 令和4年度園芸事業拡大推進会議を開催しました。

JA全農山形は4月22日、山形市で令和4年度の園芸事業拡大推進会議を開催しました。

吉村美栄子山形県知事やJA全農山形の折原敬一運営委員会会長の他、青果・花き卸売会社、山形県JA園芸振興協議会、県やJAグループ山形の代表者約50人が出席しました。

 

持続可能な生産維持・拡充をテーマに、産地、市場、実需者の連携をさらに強化する「園芸大国山形みらい戦略」の実現に向け、山形県農業の現状と令和4年度の重点実施策を確認しました。

 

開会に先立ち、折原会長は「生産基盤の維持・拡充には、関係する全ての人が同じ方向を向き、確固たる意志を持って協力していく必要がある。オール山形で安定生産に取り組むため、それぞれの果たすべき役割を確認していただきたい」と挨拶しました。

 

販売では、SNSやWEBメディアなどを活用した認知度向上とブランディングの強化に加え、若い世代をはじめとする新たなニーズの掘り起こしを強化していくことを説明しました。

また、県内外のみならず国外への販売拡大にも取り組み、ウィズ・ポストコロナを見据えた販売体制の構築も進めていきます。

 

生産については、生産者の利便性向上に向け、「JA全農山形おきたま園芸ステーション」などを活用した高付加価値商品の開発・提案や、労力低減を図った広域的な共同選果・販売に継続して取り組んでいくほか、防霜対策と果実の結実確保対策を徹底し、災害に強い産地形成支援を行っていきます。

 

今年プレデビューする大玉サクランボの新品種「やまがた紅王」は、高品質出荷の徹底と積極的なPRで早期ブランド化を図り、地域ぐるみでの産地支援を推進していく予定です。