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新型コロナウイルスの影響を受け、県産園芸品目の需要拡大を目的に内部販売。

新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込んでいる県産園芸品目の消費拡大を目的に、JA全農山形園芸部は22日~24日までの3日間、JAグループ山形の職員向けにサクランボや花束などの販売を行いました。

 

販売品目は、ハウス栽培されたサクランボ「佐藤錦」100gパックや、促成栽培のタラの芽50gパック。

通常は贈答品や料亭の料理に使用されている高級品を限定で販売しました。

また、スノーボールとバラの花束や、アルストロメリアなど季節の花を組み合わせたテーブルフラワーも販売。

初日となる21日は、園芸部とふれあい生協職員らが、各フロアを回りながら協力を呼びかけました。

 

園芸部によると、新型コロナウイルス感染拡大に伴う百貨店などの休業や宴会自粛による需要減で、ハウスサクランボの単価は例年の8割以下、タラの芽などの山菜の単価は例年の5割以下になっているとのこと。

 

園芸部では、3月17日から19日までの3日間も、新型コロナウイルスによって需要が落ち込んだ県産花きの販売を行っており、今回の企画はその第2弾として実施しました。

 

JA全農山形園芸部の鈴木雅昭次長は「内販企画によって、園芸品目需要の厳しい現状を正しく知ってもらい、生産者を応援したい。各地でこうした消費の流れが起こることを期待している」と話しました。