JA全農山形と山形温室メロン生産組合は16日、山形市の霞城セントラルで、2021年産山形県温室メロンの品評会を開催しました。

県内５JAから24点の出品があり、最優秀賞・山形県知事賞には、JA山形おきたまの衣袋賢一さんが輝きました。

 

審査員らは外観や２玉のそろいといった商品性、形状などの審査項目を慎重に確かめました。

審査委員長を務めた山形県農業総合研究センター園芸農業研究所の石黒亮所長は「どれも仕上がりが良く、難しい審査になった。山形の温室メロンは市場でも高い評価を得ており、この品評会を機に、生産者のさらなる技術向上に期待している」と講評しました。

 

JA全農山形園芸部によると、今年の出荷最盛期は９月中旬から下旬で、約85トンの出荷を計画しています。

コロナ禍における新たな対応として、市場とリモートでの販売交渉を実施しており、秋彼岸に向けた契約販売の強化、需要が増加しているインターネット販売の販路拡大などに力を注いでいるとのこと。

 

他の受賞者は次のとおりです。（かっこ内はＪＡ名）

▽最優秀賞・山形県知事賞

衣袋賢一さん（JA山形おきたま）

 

▽優秀賞・全農山形県本部運営委員会会長賞

（株）サンファームしらたか（JA山形おきたま）

 

▽優秀賞・山形県園芸研究会全国協議会長賞

野村正行さん（JA鶴岡）

 

▽優賞

（株）奥山農園（JAさがえ西村山）

樋口賢太郎さん（JA山形おきたま）

小口晋介さん（JA山形おきたま）