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園芸

令和2年度ハウスさくらんぼ販売検討会・栽培研修会を開催

JA全農山形と山形県さくらんぼハウス栽培研究会は12月1日に、令和2年度ハウスさくらんぼの販売検討会と栽培研修会を開催しました。

はじめにJA全農山形の担当者が、今年の生産や出荷概況について報告した後、東京青果(株)の担当者と大果大阪青果(株)の担当者がインターネットテレビ電話アプリで参加し、意見を述べました。

 

東京青果(株)の担当者は「新型コロナウイルス感染拡大の影響で百貨店などが休業したため、高級商材であるハウスサクランボをどう販売するのか、適切でスピーディな対応が求められた。そんな中、量販店やインターネット販売という新たな需要に気づくことができた」と総括しました。

 

栽培技術研修会では、山形県農林水産部農業技術環境課の果樹技術主査が「ハウスサクランボの基礎」と題した温湿度管理や高温対策について講演。

また、山形県農業総合研究センター園芸農業研究所の研究員が、令和5年の夏から本格販売予定の大玉新品種「山形C12号」(やまがた紅王)の品種特性と栽培管理について解説しました。

 

JA全農山形園芸部の黒坂東太部長は「今年はハウスサクランボの贈答需要などに応えるため、新規キャンペーンなどを積極的に実施してきた。今後の状況が不透明な中ではあるが、研究会、生産者との連携を密にして、販売を強化していきたい」と話しました。