第18回山形セレクション牛枝肉共進会が12月９日、山形市の山形県食肉公社で開かれました。

 

黒毛和種142頭が出品され、最高位のチャンピオン賞は、JAみちのく村山の大類畜産が出品した517㌔の枝肉が選ばれました。

大類畜産代表の大類栄治さんは４年連続のチャンピオン賞受賞です。

 

チャンピオン賞の枝肉は盛大な拍手の中、最高額の１㌔5633円でせり落とされました。

 

「総称山形牛」の認知度向上を目的に、県内の生産者で組織する山形牛枝肉市場流通振興協議会が開きました。

 

出品された枝肉は、審査員が牛枝肉審査基準に基づき、赤身の量やさしの入り具合などを審査した後、せりにかけられました。

この日の１㌔当たりの平均単価は2984円でした。

 

協議会の栗田幸太郎会長は「今年は飼料や電気代などの生産費が高騰する一方で枝肉の価格は上がらず、かつてない苦難の年だった。お歳暮需要の減少など、世の中の変化をひしひしと感じているが、冬本番の鍋シーズンに向けて、おいしい山形牛をたくさん食べてほしい」と期待を寄せました。

 

受賞された皆様、おめでとうございます！

他の受賞者は次の通りです。かっこ内は出荷団体。

 

▽チャンピオン賞

大類栄治さん（JAみちのく村山）

 

▽優秀賞１席

アサイ（JAみちのく村山）

 

▽優秀賞２席

梅津ファーム

 

▽優秀賞３席

大滝喜明さん（JAさがえ西村山）

 

▽優秀賞４席

片倉雄一さん（JAみちのく村山）

 

▽優秀賞５席

平尾智也さん(JAやまがた)

 

▽優良賞

奥山嘉彦さん（JAさくらんぼひがしね）

加藤畜産（JAみちのく村山）

加藤畜産（JAみちのく村山）

板垣誠さん（JAみちのく村山）

尾﨑牧場（JAみちのく村山）

井沢新治さん（JAやまがた）