山形肉牛協会（事務局＝JA全農山形）は11月18日、山形市の（株）山形県食肉公社で、第47回山形県牛枝肉共進会が開かれました。

 

県内全域から黒毛和種130頭が出品されました。

 

審査員が牛枝肉審査基準に基づいてサシの入り具合などを確認し、JAみちのく村山の（株）尾﨑牧場が出品した枝肉重量498㌔の雌牛が、最高賞の名誉賞・農林水産大臣賞に輝きました。

 

共進会に出品された枝肉は、全て同日の競りにかけられ、名誉賞の枝肉は、この日の全頭１㌔当たりの平均単価2472円（税抜）を上回る4632円（税抜）で落札され、会場では大きな拍手が湧きました。

 

JA全農山形畜産部の小山雅俊次長によると、消費者は嗜好性の高い和牛を買い控える傾向が続いており、昨年度よりも価格水準は低迷しているとの事。

続けて「11月に入っても気温が下がらないことや、冬野菜の生育不良による価格高騰も重なり、例年の鍋料理での需要も伸びていない状況で、畜産農家は厳しい状況にある」と話しました。

 

受賞された皆様、おめでとうございます！

受賞者は次の通りです。（かっこ内はJA名）

 

▽名誉賞・農林水産大臣賞

（株）尾﨑牧場（JAみちのく村山）

 

▽最優秀賞

尾形英樹さん（JA庄内みどり）

 

▽優秀賞１席

（株）山口畜産（JAおいしいもがみ）

 

▽優秀賞２席

片倉雄一さん（JAみちのく村山）

 

▽優秀賞３席

（株）マロンバレーＥＮＴＡ（JA全区）

 

▽優秀賞４席

遠藤順一さん（JAみちのく村山）

 

▽優良賞

（株）冨沢畜産（JAさがえ西村山）

（株）田中畜産（JA全区）

（株）尾﨑牧場（JAみちのく村山）

（株）ＢＥＬＬＦＡＲＭ（JAみちのく村山）