2023.09.22
畜産
第31回山形県内産山形牛枝肉共進会!出品はオール山形のこだわりが詰まったものばかり!
山形肉牛協会(事務局=JA全農山形)は9月11日、山形市の(株)山形県食肉公社で、第31回山形県内産山形牛枝肉共進会を開催しました。
県内で産まれ肥育されたの黒毛和種92頭が出品され、審査員が牛枝肉審査基準に基づき、サシの入り具合などを確認しました。
審査の結果、JAみちのく村山の(株)尾﨑牧場が出品した枝肉重量593㎏の雌牛が、最高賞であるチャンピオン賞に輝きました。
共進会に出品された枝肉は、全て同日の競りにかけられました。
チャンピオン賞の枝肉は、この日の全頭1㎏当たりの平均単価2445円(税抜)を上回り、1㎏当たり2806円(税抜)で競り落とされました。
JA全農山形畜産部の担当者は「今年は酷暑の影響により、夏の主力需要であるバーベキューや焼肉の消費が低迷し、全国的に在庫が残っている状況」と話し、続けて「新型コロナウイルスの5類移行後も価格水準は戻らず、肉牛農家は厳しい状況にある。今後も消費を促す企画を立ち上げ、肉牛農家を支援していく」と力を込めました。
受賞者は次の通りです(かっこ内は所属名)。
▽チャンピオン賞
(株)尾﨑牧場(JAみちのく村山)
▽優秀賞1席
斉藤清三郎さん(JAおいしいもがみ)
▽優秀賞2席
伊藤英悦さん(JAおいしいもがみ)
▽優秀賞3席
松坂哲也さん(JAおいしいもがみ)
▽優良賞
(株)梅津ファーム(JAてんどう)
(有)スカイファームおざき(全区)
(有)山口畜産(全区)