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山形最上家畜市場で子牛の初せりを実施!新年祈願祭も開催

JA全農山形は1月5日、新庄市の山形最上家畜市場で子牛の初せりを行いました。

雌牛86頭、去勢牛104頭の計190頭が上場され、このうち雌牛84頭、去勢牛99頭の計183頭の取引が成立しました。

 

雌牛の平均落札価格は51万8655円、去勢牛は57万6606円、全体の平均落札価格は55万5円で、最高価格は去勢牛の110万7700円でした。

 

JA全農山形畜産部によると、昨年の初せりと比べると全体の平均落札価格はおよそ15%下落しており、物価高騰に伴い外食を控える消費者動向が需要減につながり、価格低迷に影響しているといいます。

 

初せりに先立ち行われた新年祈願祭では、JA全農山形運営委員会の安孫子常哉副会長は「飼料や燃料費の高騰で生産者の負担は増加しており、畜産を取り巻く環境はかつてない危機的状況にある。JA全農山形グループでは、関係先との連携を一層強め、生産者・購買者の方々の負託に応えていく」と力を込めて話しました。

 

また、2022年の多頭購買者表彰も行われ、(有)山口畜産が表彰されました。