2022.01.14
畜産
山形最上家畜市場の新年祈願祭と初競り!最高価格は110万円!
JA全農山形は1月5日、新庄市にある山形最上家畜市場で初競りを行いました。
雌牛87頭、去勢牛119頭の計206頭が上場され、このうち雌牛84頭、去勢牛114頭の計198頭の取引が成立しました。
最高価格は、去勢牛の110万9900円で、雌牛の平均落札価格は69万6418円、去勢牛は69万7603円、全体の平均落札価格は69万7100円となりました。
初せりに先立ち行われた新年祈願祭で、JA全農山形運営委員会の折原敬一会長は「牛枝肉価格の上昇に伴い、子牛の価格は回復している一方、畜産を取り巻く環境は生産コストの上昇などで厳しい状況にある。関係先との連携をさらに強めながら、生産者・購買者の負託に応えられるよう努めていく」と強調しました。
2021年の山形最上家畜市場の子牛平均取引価格は、12月末累計で20年比12%増となりました。
JA全農山形畜産部によると、新型コロナウイルスの感染拡大が全国的に鎮静化した10月以降回復に向かい、例年並みの価格まで戻っているということです。
せりの前に21年の多頭購買者表彰も行われ、(有)山口畜産とJAみちのく村山の2団体が表彰されました。
また、来場者には紅白の餅とミカンが振る舞われたほか、牛乳・乳製品の消費拡大を図り、国産の牛乳を内容量の50%以上使用したJA全農の「ミルクティー」も提供されました。
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