2021.12.09
畜産
第44回山形県牛枝肉共進会を開催。枝肉単価も回復傾向に。
山形肉牛協会(事務局=JA全農山形)は11月15日、山形市の(株)山形県食肉公社で、第44回山形県牛枝肉共進会を開催しました。
審査の結果、JAみちのく村山の折原剛さん出品の枝肉が、最高位の名誉賞に輝きました。
県内全域から黒毛和種129頭が出品され、審査員が牛枝肉審査基準に基づき、サシの入り具合などを審査した後、同日の競りにかけられました。
名誉賞の枝肉は、1㎏平均単価の2,794円を大きく上回り、この日の最高額6,012円で競り落とされ、会場では歓声と拍手が沸き起こりました!
名誉賞を受賞した折原さんは「コロナ禍の間は需要が減少し、牛の命を想うととても辛かった。名誉賞は心からありがたく、嬉しく思う。今後も、どの産地にも負けないおいしさの山形牛を育てていきたい」と話しました。
畜産部によると、県内産枝肉の平均単価は、9月頃までコロナ禍前の19年比約1割減となっていましたが、現在は外食需要が戻りつつあり、平年並みまで回復しているということです。
受賞者は次の通り。かっこ内は所属名。
▽名誉賞
折原剛さん(JAみちのく村山)
▽最優秀賞
高橋昭さん(JAみちのく村山)
▽優秀賞1席
高橋昭さん(JAみちのく村山)
▽優秀賞2席
(有)斉藤畜産(全区)
▽優秀賞3席
鈴木誠さん(JAさがえ西村山)
▽優秀賞4席
板垣誠さん(JAみちのく村山)
▽優良賞
小林勝三さん(全区)
(有)山口畜産(全区)
(有)スカイファームおざき(JAみちのく村山)
(有)山口畜産(JAおいしいもがみ)