山形肉牛協会（事務局＝ＪＡ全農山形）は９月13日、山形市の（株）山形県食肉公社で、第29回山形県内産山形牛枝肉共進会を開催しました。

審査の結果、ＪＡおいしいもがみの（有）山口畜産が出品した枝肉が、最高位のチャンピオン賞に輝きました。

 

県内で産まれ肥育された黒毛和種98頭が出品され、審査員が牛枝肉審査基準に基づき、サシの入り具合などを確認。

共進会に出品された枝肉は同日の競りにかけられ、チャンピオン賞の枝肉は、１㎏平均単価の2338円を上回り、3155円の高値で競り落とされました。

 

（有）山口畜産の山口治専務取締役は「出品した牛の種雄牛は山形県造成の牛なので、まさに『オール山形』の枝肉。コロナ禍で需要が伸び悩む大変な時期だからこそ、安心安全で消費者に喜ばれるものを生産していきたい」と話しました。

 

受賞者は次の通りです。（かっこ内は所属名）

 

▽チャンピオン賞

（有）山口畜産（ＪＡおいしいもがみ）

 

▽優秀賞１席

大沼藤一さん（ＪＡ山形おきたま）

 

▽優秀賞２席

（有）山口畜産（ＪＡおいしいもがみ）

 

▽優秀賞３席

浅井富男さん（ＪＡみちのく村山）

 

▽優秀賞４席

大滝喜明さん（全区）

 

▽優良賞

植松哲夫さん（ＪＡさくらんぼひがしね）

髙橋昭さん（ＪＡみちのく村山）

遠藤芳浩さん（ＪＡやまがた）

（有）山口畜産（ＪＡおいしいもがみ）

（株）マロンバレーＥＮＴＡ（ＪＡおいしいもがみ）

 

▽県内種雄牛活用優秀牛生産奨励賞

小川正幸さん（ＪＡおいしいもがみ）

庄司朗（ＪＡおいしいもがみ）