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「アグリワーケーション」参加企業による「農を起点とした異業種交流会」を開催しました。

JA全農山形と山形県、(株)JTBの3者は寒河江市で6月21日、農作業従事を社員研修などに組み込んだ「アグリワーケーション」の参加者による「農を起点とした異業種交流会」を開催しました。

 

県外企業5社と県内企業6社の他、関係者など40人が参加。

各社の代表者が農業や食、観光に関連する取り組み事例の発表を行いました。

 

「アグリワーケーション」と付随する異業種交流会は、JA全農山形と山形県、(株)JTBの3者が昨年から取り組んでおり、今回が3回目の実施。

繁忙期を迎えた産地の労働力確保や関係人口の増加をはじめ、県内外の企業交流や新たなビジネスチャンスへの発展、産業活性化を目指して実施しています。

 

参加企業は研修などの一環として、6月10日から21日までの間、天童市や寒河江市のサクランボ園地で、収穫や選果作業に従事し、作業への対価は各企業に支払われました。

 

今回初めて参加した(株)ぐるなびオーダー&フードサプライ事業部の石原達也さんは「実際に農作業を体験したことで、農業現場における人手不足の現実を目の当たりにした。この交流会を機に、他企業とビジネスモデルを組み、地域農業を応援する企画を生み出せないか検討したい」と話しました。