JA全農山形は12月１日～３日、台湾の台北市にある高級スーパーマーケット「Mia C’bon」で山形県産の秋果実フェアを開催しました。

台北市にある３店舗で実施し、県産のリンゴ「シナノゴールド」と「シナノスイート」、西洋梨「ラ・フランス」を試食販売。

現地では試食で初めて「ラ・フランス」を食べる人も多く「香りと食感が良くとても甘い」「山形県産のものは品質が良い」などと好評でした。

また12月５日には、台湾で生放送されているテレビショッピング番組にJA全農山形の担当者が出演し、リンゴ「シナノゴールド」をPR販売。

JAさがえ西村山の生産者らも動画で出演し、産地の様子を見せながら「今年は栽培管理に苦労したが、糖度がとても高くおいしい」など、県産リンゴの魅力をアピールしました。

販売開始からわずか30分程度で売り切れるほどの人気ぶりでした。

台湾では、山形県産果実の食味や外観などが評価されており、ギフトとしての需要が高まっています。

８月～９月にかけて行った台湾への桃の輸出では、前回実施した2021年と比べ、出荷量は２割増となりました。

JA全農山形では今後も、台湾や香港に向けて、県産青果物や啓翁桜などの輸出に積極的に取り組んでいきます。