2023.11.07
営農
アグリワーケーションの参加者による「農を起点とした異業種交流会」を開催!
JA全農山形と山形県、(株)JTBの3者は10月27日、農作業従事を社員研修などに組み込んだ「アグリワーケーション」の一環として「農を起点とした県内外の異業種交流会」を開催しました。
この企画は6月に続き、2回目の実施となります。
【 6月に実施した「農を起点とした異業種交流会」の記事は こちら 】
大手コンビニエンスストアチェーン、コンサルティング会社、航空業界などの県内外企業11社の社員ら約50人が参加しました。
参加企業の社員は10月23日~28日の間、天童市で西洋梨「ラ・フランス」の出荷調整作業に従事しており、「選果作業現場の人手不足に対して取り組めること」をテーマにグループディスカッションを行った際には、作業中に感じたことや現地の職員との会話を踏まえながら活発な意見交換が行われました。
JR東日本の社員は「地域貢献や持続可能な未来を目指すというゴールは同じでも、地元の方と県外の方の視点は異なっており、新たなアイデアが次々と出てきて刺激を受けた」と話しました。
昼食は山形市の河川敷で当事業に参加している生産者をまじえて芋煮会を行いました。
参加者は、山形県の食文化を楽しみながらより深く親交を深めました。
「アグリワーケーション」は今年から始まった取り組みで、10月末時点で計15社の企業や組織から延べ257人日が参加しています。
産地の労働力確保をはじめ、企業交流や新たなビジネスチャンスへの発展、産業活性化を目指して、今後も取り組みを一層深化させていきます。