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初の「アグリキャンプ」を実施!部活や合宿の合間に農業を!

JA全農山形と山形県、(株)JTBの3者は3月に連携協定を結んで以降、農業と観光を連携させ、人手不足に悩む産地の労働力確保に取り組んでいます。

 

多様な人材を呼び込む施策の一つである「アグリキャンプ」は、学生の部活や企業のスポーツチームの合宿期間中、労働の対価が発生する農作業に従事できる企画。

合宿費用や活動費の工面ができる他、チームの連帯感強化も期待できます。

 

9月10日、初めての「アグリキャンプ」が村山市で行われました。

参加したのは秋田県立大学男子バレー部の1~4年生や関係者など13人。

バレー部は9月9日~10日までの2日間、寒河江市に宿泊して合宿を行っており、練習の合間に村山市内の野菜や花の圃場で農作業に取り組みました。

 

村山市田沢地区のストックの圃場では、練習前の空き時間を利用し、コーチと4年生3人が間引き作業を実施。

参加した学生は「皆でストックについて調べてから臨んだ。普段できない経験ができた。参加したい学生はたくさんいると思うので、もっと広まってほしい」と期待を寄せます。

 

また、園主の土田幸子さんは「暑いハウスの中でも元気よく楽しそうに働いてくれて、こちらも活力をもらった。毎年来てほしいくらいありがたい」と笑顔を見せてくれました。

 

JA全農山形などは、今後も県外を中心に、学生の部活や企業のスポーツチームの合宿などでの活用を呼び掛けていきます。