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最新の自動運転ロボットトラクター「MR1000A」東北初の実演会を開催

JA全農山形は18日、山形市の圃場(ほじょう)で、自動運転ロボットトラクターの東北初となる実演会を開きました。

 

今回の実演会で披露された自動運転ロボットトラクターは、農業機械メーカー(株)クボタが1月に発売したトラクター「MR1000A」で、完全無人自動運転システムを搭載。衛星利用測位システム(GPS)を利用して、位置を把握しながら耕うん作業を行います。また、携帯電話ほどの大きさのリモコンからも操作できます。

 

 

さらに、自動運転機能を搭載した田植え機「NW8SA」も初めて紹介されました。「MR1000A」と同様の衛星利用測位システムを利用しており、発売時期は未定となっています。

 

他にも、既存のトラクターのハンドルに設置できる自動直進操舵補助システムや最大40度の傾斜地でも安定した作業を行うラジコン草刈り機、ドローン(小型無人飛行機)が紹介されました。

 

実演会には、JA全農山形やJAやまがた、(株)クボタの担当者、生産者ら約120人が参加しました。

 

JA全農山形生産資材部農業機械課の水戸部秀昭課長は「農業人口の減少や高齢化が進む中、作業負担を軽減できる農業機械の需要が高まっている。特に自動運転機能の農業機械は、大規模農業での活躍が期待できる」と話しました。

 

JA全農山形では、今後も定期的に実演会やデモンストレーションを行う予定です。