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スマート農機実演会を開催!最新の技術に農業高校生徒もびっくり!

JA全農山形は11月10日、山形県川西町の圃場で、スマート農業機械の実演会を開催しました。

農業機械メーカー・クボタアグリサービス(株)の無人田植え機と農業用ドローン(小型無人飛行機)を実演したほか、直進アシスト機能付きのトラクターやコンバインも展示・紹介しました。

 

JA全農山形とクボタアグリサービス(株)、JA山形おきたまの担当者や生産者ら約60名が参加。

さらに、山形県立置賜農業高校の教員と生徒も見学に訪れました。

 

自動運転の実演を行った無人田植え機「NW8SA」は、あらかじめ圃場の範囲を登録しておけば、リモコンから「植え付け」や「停止」などの操作ができます。

県立置賜農業高校の生徒がリモコン操作を体験し、田植え機が無人で旋回やバックを行う様子に、生徒からは「すごい!」と驚きの声があがりました。

 

参加した県立置賜農業高校3年生の生徒は「でこぼこの圃場でも自動でまっすぐに進んだ。従来の田植え機も操作したことがあるが、とても難しく大変だった。自動運転機能は、新規就農者のサポートにとても役立つと思う」と話しました。

 

JA全農山形取り扱いの県内向けのドローン販売台数は、昨年は年間で14台だったものの、今年はコロナ禍における国の経営継続補助事業の活用などにより、9月30日の時点で63台にまで増加しています。

また、直進アシスト機能付きの田植え機は、県内農家ですでに4割ほど導入されており、JA全農山形では、今後もスマート農業機械の普及推進に力を注いでいきます。