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初の取り組み!山形新幹線で山形県産のラ・フランスを輸送!

県とJR東日本は11月5日、山形新幹線つばさを利用して、JA全農山形が手配した山形県産ラ・フランス計180㎏を東京へ輸送しました。

県産農産物を山形新幹線で輸送するのは、初の取り組みです。

 

JA全農山形が手配したラ・フランスは全てJAてんどうの特秀品で、農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録されたもの。

JA全農山形の担当者がJR東日本の担当者へ引き渡し、山形新幹線つばさ早朝から午後1時までの4便を利用して東京に輸送されました。

 

輸送したラ・フランスは、JR東京駅構内地下1階にある地産品ショップ「のもの東京駅グランスタ丸の内店」で5日から販売されました。

さらに、「銀座ラ・フランスフェスタ」と題して、東京都銀座にある23店舗のレストランやカフェで、GIラ・フランスを使用したメニューが6日から8日までの3日間限定で提供され、東京で山形県産ラ・フランスのおいしさを広くアピールしました。

 

山形県未来企画創造部総合交通政策課の担当者は「新幹線での輸送によって、通常は追熟期間が必要なラ・フランスを完熟に近い状態のまま、その日のうちに消費地へ運ぶことができる。ラ・フランスになじみの薄い東京の方々に、GIラ・フランスの魅力を知ってもらいたい」と話しました。

 

県とJR東日本、JA全農山形は、6月にも山形県産サクランボを新幹線で輸送する取り組みを行いました。

県では、今後も新幹線による県産農産物の輸送を計画しており、県外での流通拡大に向けてPRを行っていく方針です。