気候風土と生産対策・安全対策

 

美味しいお米のための、清らかな水と昼夜の寒暖差が大きい盆地型気候。
恵まれた気候風土で育ったお米を厳格な検査をしたうえで、
山形ブランドをお届けしていきます。

気候風土


おいしい米づくりに最適な山形の気候風土

おいしい米づくりに最適な山形の気候風土

山形県は南東北の日本海側に位置し、美しい山や川に恵まれた自然の宝庫です。全国第9位の広さを誇る県土と県南に源を発して日本海へと注ぐ最上川の豊かな水量、変化に富んだ気象条件、そして真面目な山形県人気質。山形にはおいしい米づくりに欠かせない条件が揃っています。

 

清らかな水と豊かな土壌が良質米を育む

山形県は、奥羽山脈などの山々によって、オホーツク海や太平洋からのヤマセ(冷たい風)の侵入をさえぎるため、冷害が起こりにくく、山々からの雪解け水は「最上川」の清らかな水となり大地を潤し、米栽培に適した肥沃な土壌が理想の米を作ります。

 

昼夜の寒暖差がお米を美味しくします

農産物のうまみを大きく左右するのは昼夜の寒暖差、お米も例外ではありません。稲作にもっとも大切な7月〜9月中旬の昼夜の寒暖差が大きい山形では、太陽の光を十分に受けた稲が、涼しい夜においしさと栄養をじっくり米粒に蓄えます。

■ 2013年 最高、最低気温の推移(月平均)
昼夜の寒暖差が大きく稲作に適した山形の気候(2013年最高、最低気温の推移)
寒暖差 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
山形県 11.5 12.7 11.0 7.4 9.9 10.3 8.4
新潟県 8.5 8.4 6.6 5.9 6.9 7.6 6.0

〔気象庁:過去の気象データ月ごとの値〕

全国の良食味米には、山形で誕生した2種類の米のDNAが引き継がれています

現在、良食味と評価されている品種の血筋をたどると、その先祖には「亀ノ尾」、「森多早生」という品種にいきあたります。
「亀ノ尾」は、安定多収・良質良食味米と評判になり全国に普及。「森多早生」は、短稈・早生・耐肥性・多収・良質という「農林一号」の母となり、良食味品種の双璧とされるササニシキとコシヒカリが誕生しました。両品種とも山形県庄内町(旧余目町)で誕生しました。

2種のうまい米のDNAを継ぐ山形の米(写真は稲の花)

2種のうまい米のDNAを継ぐ山形の米(写真は稲の花)

 

生産対策


米の食味ランキングで「特A」評価を連続獲得している "やまがたの米"
その背景には食味の向上と安定生産、安全性を備えた「土づくり」の取り組みがあります。


山形県の品種作付け構成の推移

山形県の品種作付け構成の推移図

 


山形オリジナルのケイ酸を含んだ
土づくり資材

稲が必要とする養分の中で、農家が肥料として施す養分(窒素・リン酸・加里)のほか、不足しやすい養分を補給します。また、安定した高品質・良食味生産の取り組みとして「JA活力ある土づくり連絡協議会」で構成された「土づくり実践集団」により、ケイ酸普及に取り組んでおります。


特別栽培米等の普及・拡大

JAグループ山形では、良質米の産地として"食べる人と環境にやさしい米づくり"を目指し、化学農薬・化学肥料の使用を通常の半分以下に抑えた特別栽培米等の取り組みを行っています。

■ 特別栽培米・オリジナル肥料の推移
25年度
(実績)
26年度
(計画)
27年度
(計画)
28年度
(計画)
3,060トン 3,550トン 3,600トン 3,700トン

良質な堆きゅう肥の有機物で作る
理想の土壌

土の中の空気や水の通りを良くするため、土の構造を団粒構造にします。そのためには、土の粒子を結びつける腐植が豊富に含まれていることが必要なため有機物を施します。

2種のうまい米のDNAを継ぐ山形の米(写真は稲の花)

土づくりへの熱心な取組みもおいしいお米の源

 

■「特A」米づくりの目標
    目 標
高品質 1 等米の生産 97.0 %以上
整粒歩合 80.0 %以上
網目1.9㎜使用率 90.0 %以上
成 分 アミロース 19.0 %以下
タンパク 6.8 %以下
■ 平成26年産山形県本部が実施する
  水田土壌分析計画数量
地区 平成25年産実績 平成26年産計画
村 山 741 点 700 点
最 上 129 点 200 点
置 賜 84 点 200 点
庄 内 987 点 900 点
合計 1,941 点 2,000 点

 

安全対策

 

農作物の安全検査

JA全農山形では、農作物安全検査室を設け、農薬の残留基準のポジティブリスト制度(例外的に使用、残留などが認められる一覧表)の遵守のため、残留農薬の検査を実施しています。
平成26年度は450検体の分析を計画しており、積極的に安全性の立証につとめています。
また、コンタミ防止対策として、800検体のDNA鑑定を行い信頼確保につとめ、さらに、栽培管理記録簿の記帳を徹底し、種子から出荷までの各段階での指導を行っています。

■ 残留農薬検査・DNA鑑定数
分析点数 25年度(実績) 26年度(計画)
残留農薬検体数 432検体 450検体
DNA鑑定数 727検体 800検体

「種子更新率」100%への取り組み

本物志向のニーズに応えるべく、品種の純粋性を保つため、「種子更新率」100%の達成に取り組んでいます。また、証明書等の保存を促し、"素性のわかる種子"の使用を徹底しています。


公正な等級格付け検査

JAグループ山形では、国の検査員登録を受けた多くの民間検査員が活躍しています。
そして、今後さらなる養成および技術向上をはかるため「JAグループ山形農産物検査連絡協議会」を設立し、生産者や消費者の信頼が得られる公正な農産物検査を実施しています。

 


このマークが安全・安心のガイドラインに沿った証しです

「本当においしいお米をつくりたい!」という、こだわりが生んだ米。
 安心・安全のガイドラインに沿って生産しています

特別栽培米

特別栽培米

(公財)やまがた農業支援センターが認証するガイドライン表示にもとづいて栽培された特別栽培米。

マイルド栽培米

山形マイルド栽培米

化学農薬を40%以上削減して栽培されたお米。

庄内型特別栽培米
げんきくん

庄内型特別栽培米/げんきくん

(公財)やまがた農業支援センターが認証する「特別栽培米」要件に加えて、良質な完熟堆肥の5か年以上継続施用を必須条件とする特別栽培米。

全農安心システム米

全農安心システム米

生産・加工・流通の履歴情報の確認、第三者による認証が可能なお米。産地と取引先間で事前協議し、合意のうえで生産・販売に取り組むシステムです。

 

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